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抄読会

Suspected opioid-induced hyperalgesia in an infant. Hallett BR, et al Br J Anaesth 2012; 108: 116-8.

胃破裂の新生児にみられたopioid-induced hyperalgesia(OIH)。新生児では最初の報告。日齢1日で開腹手術。術中5µg/kgのフェンタニル、術後鎮痛のためにモルヒネ20µg/kg/時使用。その後数回の手術を経て、日齢42日にペインスコア、いらつきも徐々に増大。触刺激に対する反応増大、光、音過敏も合併。モルヒネを200µg/kg/時まで漸増しても不変。OIHを疑い、ハイドロモルフォン20µg/kg/時へのオピオイドローテーションとケタミン0.1mg/kg/時、デクスメデトミジン0.7µg/kg/時に変更し、鎮痛可能となった。モルヒネを増量しても鎮痛が得られなかったことから、オピオイドへの耐性ではない。ケタミンが奏効したことからもOIHだろう。OIHのメカニズムとして、中枢性NMDA受容体活性化、脊髄性ダイノルフィンの放出、下行性刺激系の活性化が推定されている。ケタミンは中枢神経細胞のアポトーシスを起こすため、新生児での使用は議論のあるところだが。(横塚先生発表)。
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